ヤングアメリカンズ協奏曲

“ヤングアメリカンズ協奏曲”

ふと耳をすますと、足音が聞こえてくる。
ヤングアメリカンズが東京国際学園にやってくる。

今年で3回目。
3日間で作り上げる感動のステージ。
7月16日（木）午後1時30分、青少年オリンピックセンターで開演。
ヤングアメリカンズと東京国際学園の生徒たちが舞台上でひとつになる。
世界にたったひとつしかないミュージカルショー。

うたう・おどる・まねぶ。すべてが魂のコミュニケーション。

3日前の不安が3日後には笑顔に変わる。

人種、文化、宗教、言葉の違いを赤色、青色、黄色のおそろいの
Tシャツが包容してくれる。

47年前にヤングアメリカンズは産声をあげた。
音楽公演と教育活動を行うアメリカの非営利団体。
彼らを描いたドキュメンタリーフィルムはアカデミー賞を獲得。

ヤングアメリカンズは口々に言う。
「ヤングアメリカンズが私の人生を変えた。」

人生を変えたいという決意が人生を変える出会いを生む。
この瞬間に立ち会ってみませんか。

「若葉の時節が過ぎて、湯上りの単衣（ひとえ）の胸に、団扇（うちわ）の風を
　入れたく思うある日、市蔵がまたふらりと遣ってきた。－夏目漱石・彼岸過迄より」

夏の序曲が聞こえる。


文・トモアキ